レゴは多数のセットが次々にリリースされていますが、中には同じ題材や似ている題材を扱ったセットも多く存在します。
子どもたちに人気となる題材はある程度、普遍的であるため、レゴ社も同様の題材を使った商品を繰り返しリリースしています。
この観点から、過去にプレミア化している題材と同じ題材のセットは、同様に人気商品となり、プレミア化しやすいと考えられます。
目次
類似題材の商品を探す
ある商品に投資しようとする際、過去に同様の題材があったかどうかを確認します。
ここでは、以下の例をもとに考えます。
リリース年 | 2019年5月 |
評価 | 星5:86% 星4:11% 1530件 |
現役ランキング | 3桁から4桁をキープ |
Amazon価格 | 7500円程度 |
さて、このセットの題材は何でしょうか。
大テーマ「フレンズ」で、題材は「さくせんハウス」ですね。
内容は、小部屋の多い大きな建物がメインで、ミニフィグ、動物のフィグなどで構成されています。
このセットのメインとして、やはり大判な建物が目をひきます。
従って、過去のさくせんハウスや、大型の建物をテーマとした商品を比較として検討してみます。
Amazonなどで「レゴ フレンズ ハウス」で検索すると、いくつか大型の建物が含まれた過去のセットが見つかりました。
過去事例1
まず1つ目の事例は以下のセットです。
リリース年 | 2017年11月 |
Amazon切れ | 2020年4月 |
評価 | 星5:74% 星4:15% 2401件 |
現役ランキング | 3桁 |
Amazon切れ直前価格 | 10000円弱 |
Amazon切れ価格から倍額までの期間 | 4ヶ月 |
Amazon切れ価格から倍額までランキング | 4桁 |
こちらのセットも「さくせんハウス」です。
現役時は驚異的なランキングでした。
在庫切れ直前では価格が10000円近くになっていますが、6000円~7000円台が長い状況でした。
Amazonの在庫が切れるとすぐに価格の高騰が始まります。
さらに、高騰が始まって、価格が倍になってもランキング4桁をキープしています。
過去事例2
こちらの商品は同じ「ハウス」ですが、さくせんハウスのような基地や遊び場ではなく、本当に居住するためのハウスです。
リカちゃんやバービー人形のハウスに近い雰囲気です。
リリース年 | 2016年11月 |
Amazon切れ | 2019年12月 |
評価 | 星5:73% 星4:16% 1096件 |
現役ランキング | 3~4桁 |
Amazon切れ直前価格 | 7400円程度 |
Amazon切れ価格から倍額までの期間 | 5ヶ月 |
Amazon切れ価格から倍額までランキング | 4桁 |
こちらの商品も現役ランキングが圧倒的です。
Amazonの在庫が切れるとまもなく倍以上に価格が跳ね上がった後、少し下がりはみせたものの、徐々に値を回復し、半年足らずに再び倍に上昇しました。
その上昇の感もランキングは落ちておらず、人気が伺えます。
過去事例3
他のセットも検討してみましょう。
こちらのセットも、現役時にランキングが3桁で高く、高騰してもそのランキングが高く維持しています。
さくせんハウス同様に滑り台などもありますが、より遊園地のような遊び場のような雰囲気が高いセットです。
仕入れ検討のセットよりも元の価格(ピース数)が高いですが、大型の建物のセットとして参考になるはずです。
検討結果
以上のように、過去の事例を見ても、フレンズの大型建築物のセットは廃盤後も人気商品で、価格の高騰も早そうです。
つまり、検討してる以下のセットの類似題材の実績は良いという判断ができます。
以上のように、セットを仕入れる際の材料の一つに、過去の類似題材の実績を考慮することを見てきました。
過去、同じ題材の商品は、人気も、評価も、価格の傾向も似通ってきます。
現時点での仕入れ判断だけでなく、過去に学ぶこともレゴ投資の勝率をあげる要因となるのです。
参考 LEGO投資・おもちゃ投資まとめ
レゴ投資まとめ
レゴ廃盤リスト