過去の事例により、価格の高騰しやすいテーマ、セットの例をご紹介します。
なお、仕入れにあたっては十分リサーチの上、自己判断にてお願いいたします。
当サイトは一切の責任を負いません。
目次
価格の上昇する理由
廃盤
人気
類似商品の実績
ロシアの論文では
ロシア国立研究大の論文でも、過去のパフォーマンスが良いテーマを挙げています。
トップ5を抜粋します。
順位 | テーマ | リターン(%) |
---|---|---|
1 | アイデア | 64.11 |
2 | シーズナル(季節限定) | 58.07 |
3 | スーパー・ヒーローズ | 51.14 |
4 | マインクラフト | 45.50 |
5 | フレンズ | 38.17 |
オリジナルテーマ
シティ、クラシックなど、レゴ社オリジナルの定番商品は、幅広い年齢層に人気で、負けにくいセットが多くなっています。
シティ
シティは値上がりスピードが緩い傾向にありますが、多くのセットが人気であります。
言い換えれば、価格があがる商品が多く、回転が早いということです。
特に、男児視点で、大きな車両や旅客機、船舶が含まれるセットや、工事を題材としたセットは高騰の傾向にあります。
ニンジャゴー
ニンジャゴーは、レゴ社の主力テーマの一つです。
特に、ドラゴンが含まれるセットは高騰しやすい傾向にあり、乗り物も人気です。
フレンズ
女児向けのテーマです。
特に、大型の施設や可愛いセットは、価格が高騰しても人気が落ちません。
テクニック
テクニックはランキングが低いセットが多いので、よく見極め、同じセットを大量に仕入れるには注意が必要です。
一方で、価格が上昇したセットは、それが下がりにくい傾向にもあります。
クリエイター
価格が高騰すると、ランキングが落ちてしまうので注意が必要です。
特に、恐竜、ドラゴン、動物を題材にしたセットは非常に人気です。
クラシック
コンテナ、DXセットやエキストラなど容量も多いパーツセットは、廃盤になると高騰する度合いが非常に高いテーマとなります。
デュプロ
コンテナやバケツセットは、廃盤後、価格が高騰し、ランキングの維持も長くなっています。
デュプロ内に、コンテナ系、パーツボックス系、ディズニー、ピクサー、ジュラシック・ワールドなどの版権題材が存在するので、それぞれの観点からも検討が必要です。
ジュニア
価格が高騰するセットは、どんどん上昇していきます。
ジュニア内に、ディズニー、ピクサー、ジュラシック・ワールドなどのタイアップ題材が存在するので、それぞれの観点からも検討が必要です。
版権テーマ
版権テーマのセットは、その版権題材の人気も価格の形成に影響します。
例えば、扱う映画が特別にヒットした場合、レゴファンだけでなく、その映画ファンからの需要も見込める代わりに、人気のない題材については、価格の上昇や回転がゆるやかになってしまいます。
ディズニー・ピクサー
大型の商品が人気の傾向にあります。
ディズニープリンセス
このテーマの特有の大型商品として、お城がありますが、強い人気となります。
プリンセスでは、アナと雪の女王のほか、アリエル(リトルマーメイド)、ベル(美女と野獣)、ラプンツェル(塔の上のラプンツェル)が人気です。
カーズ
カーズのテーマは常にラインナップされてはいませんが、定期的にリリースされます。
トイ・ストーリー
こちらも常にラインナップされるセットではありませんが、定期的にリリースされます。
スター・ウォーズ
ニュースなどで話題となる、高値を記録したテーマがスター・ウォーズです。
この情報だけで購入しただけでは利益を確保することは困難になります。
多くのファンがおり、リリースされる商品も多岐に渡りますが、言い換えればそれだけニーズがバラバラで、価格の形成がゆるやかとなってしまいます。
過去の傾向や含まれるミニフィグの価値をよく検討する必要があります。
マインクラフト
近年、非常に人気となっている題材で、ゲームの内容とレゴの特性がマッチしています。
ジュラシック・ワールド
ドラゴンと並ぶ人気が、このテーマが扱う恐竜です。
廃盤後の価格の高騰スピードや、回転数の維持は注目に値します。
スピートチャンピオン
大人のファンにも根強い人気があります。
車両単体セットでも省スペースで保管することができます。
スーパーヒーロー
映画の人気にも左右される。
バットマン
スパイダーマン
アベンジャーズ
その他海外映画テーマ
過去、ロード・オブ・ザ・リングやパイレーツ・オブ・カリビアンなど、大人気映画作品を題材にしたセットが発売されました。
現在は既にラインナップにはありませんが、かなりの価格の上昇となりました。
映画の印象深いワンシーンを題材としたセットに人気が集まったり、映画がテレビ放映されると価格が上昇するなど、トレンド的な見方でも利益を確保できるテーマともいえるでしょう。
流通限定・アイデア・クリエイターエキスパート
カタログに掲載されず、販売される店舗も限定されます。
緻密で大型なセットが多く、将来的に大きく値上がりが期待できますが、廃盤タイミングや価格形成までの期間の見極めが他のテーマに比べれば難しくなります。
パーツの構成から
コンテナボックス・バケツ
シティ、クラシック、フレンズ、デュプロのテーマ内にラインナップされるセットで、外箱がプラスチックのケースとなる多数のパーツが含まれるものです。
このプラスチックケースの商品は、廃盤後価格の高騰が早く、回転数も落ちにくい特徴があります。
ただし、廃盤までの期間は、通常のセットよりも長く3年以上生産されることが多いです。
廃盤タイミングを注視することが重要となります。
パーツ数の観点
値上がりの傾向とはすこしずれますが、現在、割安かどうかを判断するのに、セットの価格とパーツ数の観点があります。
レゴにはパーツをバラ売りする市場もあるように、それぞれのパーツに価値があり、価格がついています。
通常パーツは10円~、特殊パーツは100円~、ミニフィグは500~といった相場があり、クリアパーツ、タイヤパーツ、版権ミニフィグはさらに単価があがります。
目安として、1ピース5円以下となっているセットは、割安であるといえるでしょう。
割安ということは、今後、相応の価格まで上昇する余地があると言いかえられます。
LEGO投資・おもちゃ投資参考リンク
LEGO投資まとめ
LEGO廃盤可能性リスト
タカラトミー廃盤可能性リスト